「さようなら原発1000万人署名」に賛同する“脱原発国会議員”は、たったの80人
福島原発の事故を受け、昨年5月に始まった署名活動
「さようなら原発1000万人署名」
◆原発の新規建設の中止と計画的な廃炉の実施
◆高速増殖炉「もんじゅ」と「六ヶ所再処理工場」の廃棄
◆省エネ、自然エネルギーを中心に据えたエネルギー政策への早急な転換
を求めたもので、署名数は増え続け、6月15日時点で754万4066筆
この署名は全国会議員にも呼びかけられ、15日時点で賛同した議員は721名中の80名
その内訳は、以下の通り。
(政党、賛同した人数、その政党に所属する国会議員の数)
●社民党 9人/10人・・・・・90.0%
●共産党 4人/15人・・・・・26.6%
●みんなの党 4人/16人・・・25.0%
●無所属 3人/14人・・・・・21.4%
●民主党 57人/395人・・・・14.4%
●新党きずな 1人/9人 ・・・11.1%
●公明党 1人/40人・・・・・・2.5%
●自民党 1人/202人 ・・・・・0.5%
国会議員合計 80人/721人・・11.0%
大江健三郎さん(作家)
311後、人間と原発は共存できないという国民の意思は、強く表明されたと思います。しかし、選挙で原発反対派が勝つことが起こらなければ、国民の意思が政治を動かしているとは言えない。それができるようにしたい。私が一番に考えていることです。
澤地久枝さん(作家)
総選挙のときには、候補者の原発に対する姿勢を選択肢のひとつにすべきです。政治家の人たちは、いま何も意思表示をしないことが、どんな答えとなって返ってくるかを恐れているはずです。この議員のリストをシェアして、認識の土台に置きたいと思います。