2009年03月21日

エクアドル・インタグコーヒーの産地に関わる情報をお届けします

インタグのリーダーであるカルロス・ソリージャさんとマルシア・ラミーレスさんがカナダを訪問して、鉱山開発の問題点を広く知らせる活動をすること。株式取引所と鉱山開発会社を相手に訴訟を起こす行動に出たとのことです。

「コミュニティーのリーダーたち、トロントの株式取引所とカナダの鉱山開発会社を訴える」

エクアドルのインタグ地方のコミュニティーの活動家のマルシア・ラミーレスとカルロス・ソリージャが、2月25日から3月7日まで、トロントの株式取引所とカナダの鉱山開発会社を訴えるためにカナダを訪問する。

この訴訟を一般に知らしめる以外にも、このコミュニティーのメンバーたちは、3月5日から7日まで、ヨーク大学で行われる「自然資源を採取する産業について再考する:規制、奪取、そして噴き出す主張」という講演会に参加する。
彼らは、3月1日にトロントで開かれるマルコム・ロッジ監督のドキュメンタリー映画「豊かな大地の下で」の上映会にも参加する。この映画は鉱山開発に対抗するインタグの人々の苦闘の一部を描いたものだ。
その他にもウェスターン・オンタリオ大学、ヒューロン大学、そしてヨーク大学で講演を行う。

彼らはオタワにて、2月26、27日にマイニングウォッチ・カナダとその他の天然資源を自然資源を採取する産業と人権を専門とする人権・環境団体とも会合を持つ。
同時に、カナダの鉱山開発会社の海外における破壊的な活動をカナダの法律で規制することを意識してもらうため、国会議員とも話し合いの場を持つことを望んでいる。

マルシアとカルロスは、トロントのクリッペンシュタイン・バリスタース&ソリシタースの弁護士とともに、カナダの鉱山開発会社とトロントの株式取引所を訴えることを発表する予定である。訴訟の中身は、これまで行われて来たエクアドルの鉱山開発採掘対象地における人権蹂躙への関与である。
また、3月2日にトロントで、エクアドルのコミュニティーで影響を受けた住民の記者会見が行われる。

投稿者 akira : 2009年03月21日 16:49