地震関連で心配なニュース。東海地震が来る前に浜岡原発を止めたい。
地震:浜岡原発5号機で制御棒駆動装置が一部故障
2009年8月11日 23時44分(最終更新 8月12日 0時20分)地震で4、5号機が自動停止した浜岡原発=静岡県御前崎市で2009年8月11日午前10時1分、本社ヘリから長谷川直亮撮影11日午前5時7分ごろ、駿河湾を震源として発生した強い地震で、震源から約40キロの中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)では、自動停止した5 号機で原子炉の出力を調整する制御棒の駆動装置が一部故障するなど、計24件の異常が見つかった。経済産業省原子力安全・保安院は調査チーム3人を派遣 し、地震の被害と安全性の確認作業を始めた。
中電によると、地震後、5号機原子炉建屋内で約250本ある制御棒のうち約30本の駆動装置が故障していた。使用済み燃料を入れた貯水槽の放射能 濃度が通常の50倍に上昇し、主タービン軸受け部の摩耗を示す警報装置が作動したことも判明。タービン建屋壁面のひび割れも見つかった。自動停止した4号 機でも原子炉内の中性子測定装置の一部が動作不能だったほか、廃炉の1、2号機周辺で最大約20センチの地盤隆起や沈下が見つかった。【山田大輔】
浜岡原発 周辺15センチ隆起や沈下 自動停止 放射線量一時数倍に
2009年8月11日 東京新聞夕刊十一日早朝に震度6弱を観測した地震で、静岡県御前崎市にある中部電力浜岡原発は、運転中だった4号機(沸騰水型軽水炉、百十三万七千キロワッ ト)と5号機(改良型沸騰水型軽水炉、百二十六万七千キロワット)が自動停止。5号機の建屋の地下二階で四二六ガルの揺れの強さを観測した。
経済産業省原子力安全・保安院によると、保安検査官が現地確認をした結果、1?5号機の設備に目立った異常はなく、外部への放射性物質放出などの影響はないという。
中部電力によると、5号機の原子炉建屋の使用済み燃料プールポンプ室などで放射線量が数倍に上昇したほか、プールの放射性物質の濃度が通常値の約五十倍になり、原因を調べている。1号機の海水取水設備の周辺では、最大約十五センチの地盤沈下や隆起が見つかった。
1?4号機では揺れの強さは一〇九?一六三ガルだった。国が二〇〇六年に改定した耐震指針で、中部電力は浜岡原発で想定される地震による最大の揺 れの強さを、地下の岩盤上で従来の六〇〇ガルから八〇〇ガルに引き上げて補強工事を実施、建屋の地下では七〇一ガルと想定している。
中部電力は「設計通りに自動停止しており、耐震性に問題はない」としている。同原発は一二〇ガル以上の揺れで自動停止する設計。
原発震災を防ぐ全国署名 90万人突破
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防げ原発震災
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★映画「東京原発」を多くの人に見てもらいたい。