<「子どもたちに美しい自然を残したい」という村長が逮捕された>という記事の関連記事です。
2014年4月23日付で、インタグコーヒー生産者協会の会長からハビエルさんに送られた手紙を紹介します。
ハビエル・ラミレス様、フニン村の皆様
ご挨拶の前に、インタグコーヒー生産者組合の代表として、大規模な鉱山開発のような貧困を増長するようなプロジェクトに対する戦いに連帯することを表明したいと思います。インタグにおいては、この開発と発展はまったく相容れないもので、たとえば現在のセメント・セルバ・アレグレ(訳注:インタグのセルバ・アレグレ教区にあるセメント工場。インタグの端で、石灰を採掘している)からもわかるように、30年におよぶ開発の中で、インタグのコミュニティにとっては、コミュニティの発展もあの有名なロイヤリティもまったく見当たりません。
私たちは、彼の村で鉱山開発に反対しているAACRI(インタグコーヒー生産者協会)の会員でもあるハビエルの逮捕には、憲法で保証されているはずの人権が侵害されていることに悲嘆し、心を痛めております。
私たちはこの手紙で、組織として、ハビエルの家族と鉱山開発の影響下にあるコミュニティへ、支援することを表明します。私たちの組織は、努力しますし、コーヒーを販売することで経済的オルタナティブを作り、いのちを守る この戦いの世界への大使となります。
ハビエル、あなたは一人ではありません。あなたはそれを知らなくてはなりません。AACRIはあなたとともにあります。AACRIはあなたの情熱を支え、健全な自然環境と持続可能な未来のあなたが守りたい人たちのいのちのために戦います。
あなたへの最大限の尊厳を表明し、この手紙を終わります。
敬具
エドムンド・ヴァレラ
インタグコーヒー生産者協会(AACRI)会長