「小さな映画館ムーブメント」について西日本新聞から取材を受けていましたが、昨日の朝刊に掲載されました。「小さな映画館」が、ふつうの映画館と特に違うのは、ドキュメンタリー映画などをカフェやお寺や公民館など小さめの場所で観たあとに、お茶など飲みながらリラックスしたふんいきで感想を語り合うことです。
環境や自然テーマの作品上映 22日、福岡市でスタート (西日本新聞)
福島第1原発事故を受け、市民の立場でエネルギーや原発のあり方を考えようと、自然・環境をテーマにしたドキュメンタリー映画などをカフェといった身近な場所で上映する「小さな映画館ムーブメント」を、北九州市の非政府組織(NGO)関係者が呼び掛けている。深刻な問題に正面から迫りながら、商業ベースには乗りにくい作品をそろえ、鑑賞後に意見交換をする。福岡市で22日に開く第1回を皮切りに東京、大阪や沖縄などで順次開催する予定。
呼び掛け人は、自然と調和し持続可能なライフスタイルを模索するスローライフ運動を展開する環境NGO「ナマケモノ倶楽部」の世話人、中村隆市さん(55)=北九州市若松区。原発事故以降、節電などで多くの人の生活に変化が出るとともに「自然エネルギーへの転換など、社会の仕組みを見直す機運が生じた」と感じている。
今回は、カフェや公民館など「地域の多様な人が考え、語り合うことができる」場所で、論議を積み重ねようと、上映する映画の監督や配給元の協力を得て、収入が得にくい少人数でも開催できるよう工夫した。自主上映する賛同者も募る。
22日は、午後7時から福岡市中央区高砂1丁目の「おかげさまカフェ いまここ」で。フランスのジャン・ジオノ原作で、荒れ野に豊かな森を再生させたアニメ映画「木を植えた男」▽山口県上関町への原発計画に反対する住民を追った「ミツバチの羽音と地球の回転」(鎌仲ひとみ監督)?など5作品の一部を上映する。入場料(食事付き)1500円。定員(20人)になり次第締め切る。問い合わせはウインドファーム=093(202)0081。
=2011/04/19付 西日本新聞朝刊=
・
今、日本には、地域で社会的な問題を語り合う場が必要だと思います。
22日は、私も「オーガニックカフェ(おかげさまカフェ)いまここ」で「小さな映画館ムーブメント」と「原発のこと」について話をします。(行き方)都合がつく方は、ぜひ、ご参加ください。いろいろ語り合いましょう。
・