東電本社前で3千人デモ=迅速な賠償求める―福島の農林水産業者

東電本社前で3千人デモ=迅速な賠償求める―福島の農林水産業者
時事通信 8月12日(金)16時14分配信

 東京電力福島第1原発事故で被害を受けた福島県内の農林水産業関係者約3000人が12日、都内の東京電力本社前や銀座などをデモ行進した。参加者は、昼下がりの猛暑の中で「東電と国は全ての損害を速やかに賠償せよ」「福島県民を故郷に返せ」などと気勢を上げた。
 参加したのは、福島県農業協同組合中央会(JA福島中央会)など農林水産業21団体の会員ら。デモの後に東電本社を訪れ、西沢俊夫社長に直接、早期の賠償を要求した。西沢社長は「迅速に支払えるように、しっかり対応したい」と約束した。
 また、福島原発の周辺13市町村で構成する被災市町村議会連絡協議会も12日、事故の早期収束や賠償を西沢社長に要望した。 

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