スイス原発が手動停止
(2012.3.24 20:16 産経ニュース)
スイス・メディアによると、同国北部にあるベツナウ原発の2基のうち2号機が24日までに、原子炉冷却用の主ポンプの故障で手動停止された。1号機は運転を継続中。放射性物質の漏出などの恐れはないという。
スイス国内には原発が5基あり、政府は東日本大震災を受け、寿命を50年として段階的に稼働を停止する方針を決めた。反原発団体などはベツナウ原発など古い原発の稼働停止前倒しを求めている。(共同)
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反原発デモで665人逮捕 インド南部
(2012.3.24 19:29 産経ニュース)
インド南部タミルナド州で23日、稼働が計画されている沿岸部のクダンクラム原発に反対する市民ら665人が、禁止区域でデモ行進したなどとして警察に逮捕された。タイムズ・オブ・インディア紙(電子版)が24日、報じた。
デモは原発から離れた内陸部のティルネルベリ近郊で行われ、逮捕者には地方政党の指導者も含まれているという。
クダンクラム原発はロシアの支援を受け、建設がほぼ終了しているが、東京電力福島第1原発事故後、周辺住民らの反対運動が激化。原発を推進するインド政府は早期に稼働させたい意向で、タミルナド州政府も今月19日、安全性が確認されたとして稼働に向けた計画の実施を許可した。(共同)