【福島第1原発の現状】(2012年5月17日)4号機建屋の耐震性調査 福島第1原発
東京電力は17日、福島第1原発4号機の原子炉建屋の耐震性を確認する調査を始めたと発表した。1週間程度かけて調べる。
1535体の使用済み核燃料集合体を入れたプールが建屋5階にあり、プールが傾いていないか、壁面などのコンクリートが劣化していないかを目視や機器で調べる。
4号機の原子炉建屋は、事故で水素爆発が起き大きく損傷。東電はプールを支える補強工事を実施し、耐震性能に問題はないとしている。だが、地元などからプールが大地震で倒壊するのではないかと不安視する声があり、調査することにした。
(共同通信)
2012/05/17 21:10