福島の子どもから 「 放射線をなくしてほしいです。 長生きしたいです。 もう、じしんの国、日本に、げんぱつをなくしてほしいです。」

子どもから私たち大人への「問いかけ」に耳を傾けたいと思います。

「わたしは、何さいまで生きられますか?」
「わたしの夢は去年と全くちがいます。」

●放射線をなくしてほしいです。
●平和な国にもどってほしいです。
●長生きしたいです。
●もう、じしんの国、日本に、げんぱつをなくしてほしいです。

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この子の「夢」は、多くのお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、若者たち、そして、子どもたちの願いでもあります。この願いが一人でも多くの政治家の心に届くことを願っています。


原発事故・放射能に関する 若い人たちからの質問に答えます
(2011/11/06 風の便り)から抜粋

この数ヶ月の間に若い人たちからたくさんの質問を受けました。少し返答を書きました。

<原発事故・放射能に関して 若い人たちからの質問に答えて 中村隆市>

1990年からチェルノブイリ原発事故被害者の医療支援に関わって、現地を何度も訪れる中、放射能の本当の恐ろしさを知りました。放射能は年齢が低い子どもたちほど大きな被害を受けること、その被害が世代を超えて長く続く怖さです。

ウィンドファームでは、福島や関東から避難してきた人たちを受け入れています。また、東北、関東には若い友人たちがたくさんいますし、その中には、幼い子どもがいる友人も多数います。そうした若い世代や中高生から、たくさんの質問や大人たちに対する「疑問」が届いています。 

「疑問」というのは、例えば、中高生からのこんな内容です。

Q,震災直後に、他の国や機関から、危ない、避難させたほうがいいという意見があったのに何故しなかったのですか?

Q,どうして、危ないとわかっていたのに何もしなかったの?

Q,放射能は、味もしないし見えないし臭いもしなくてわからない。だから、怖さの実感はあまりないけど、どうやって子ども達を守ろうとしているのかわからない。

Q,おとなは、子どもを守る気があるの?

Q,おとなは、子どもの将来をなんだと思ってるの?

Q,なんで、子ども達には嘘をついてはいけないと教えるのに、
原発のことや放射能のことで、おとなは嘘をついたり誤摩化したりするの?

質問に対する返答 全文

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