広範囲の拡散予測330枚未公表 原子力機構「内部検討用」

拡散予測330枚未公表 原子力機構「内部検討用」
(2012年7月2日 22時50分 東京新聞)

 日本原子力研究開発機構は2日、東京電力福島第1原発事故後、放射性物質の拡散状況をより広範囲で予測できる「世界版SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)」を使って計算した拡散予測図約330枚が未公表のままになっていたと明らかにした。

 原子力機構によると、未公表だったのは事故直後の昨年3月中旬から5月中旬にかけて計算した、東北や関東地方を含む広範囲での放射性セシウムの拡散状況を表す予測図など。
(共同)

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