<2009年6月 てんつくマンのメルマガより>
※エクアドルやメキシコの「林間農法」とあるのは、正しくは「森林農法」です。
ブラジルからワンダフルアフタヌーン!
昨日、今日はブラジル有機コーヒーの神様、カルロスさんのジャカランタ農場に行っててん。
愛情がこもったこの農場でブラジルの皆さんの愛に満たされてるねん
カルロスさんは数年前に天国に行かれたんやけど、奥様が涙を流して、日本人が来たことを喜んでくれてん。
カルロスさんは、みんなが当たり前に農薬をかけてコーヒーを作っている時に、
体調を崩すスタッフの体のことを考えて農薬や除草剤を使わない有機栽培を始めた。
しかし、有機コーヒーは誰も理解してくれなかった。
「このまま続けてスタッフを養えるのか?」
そんな眠れない夜を過ごしていたある日
日本人の若者が有機コーヒーを作っている人を探していることを知る。
その若者は
「ただコーヒーを売りたい」
だけじゃなく、一生懸命、手をかけ、時間をかけ、愛を込めてコーヒーを作っている生産者さんの力になりたかった。
かみさまはこの地球の裏側に生まれた二人を会わせた。
カルロスさんはこの若者を自分のジャカランタ農場に連れて行った。
この若者はコーヒーの販売などほとんどやったことがない素人だった。
あったのは思いだけだった。
若者は自分の事を信じてくれるか不安だった。
カルロスさんは農場に着くと、若者にその農場で働く一人一人を紹介し、性格なども伝えた。
そして、昼から自分がどう生きてきたかを語り、若者にもどう生きてきたかを聞いてきた。
ただの生産者と販売者ではなく、魂の繋がりありきだった。
話が終わったのは夕方だった。
話が終わるとカルロスさんは一本の苗木を持ってきて植えてくれた。
そして、こう言った。
「これであなたはこの農場に根を下ろしました、これから末永くおつきあい下さい。私の世代だけじゃなく、次の世代まで末永く付き合い下さい」
その若者は今、50歳を越えて今、カルロスさんの有機コーヒーを日本に広めている。
名前は中村隆市。
人はダジャレ王と呼ぶ!
いい年なのに何度もパスポートを無くしたり、迷った山道を子供のように走り回りながら、フェアトレードのコーヒーを広めている。
カルロスさんと隆さんは有機コーヒーをブラジルに広めて、この地域マシャード市では有機コーヒー指定都市になり、隆さんのブラジルの有機コーヒーCafeは大盛況となっている。
そんな隆さんと二年前に豪快な号外を発行した。
おかげさまで素敵な仲間といっぱい会えた。
そして今回、最高のおもてなしと最高の時間を過ごさせてもらった。
植林をし、収穫のお手伝いをさせてもらい、サッカーで盛り上がって、子供達と遊びまくり、幸せをいっぱいもらった。
あぁなんて幸せなんやろう。
隆さんとカルロスさんが出会ってくれたおかげで、昨日、今日と幸せな体験をさせてもらった。
この二人が出会ってくれた事を心より感謝したい。
今もみんなが心を込めて育てている有機コーヒー。
最近は少しづつコーヒーの木のまわりに違う木を植える未来の森林農法も始めている。
そこで素敵な発表!
ワンフェスではオリジナルコーヒーを販売することになりました?
多くの人がコーヒーを飲んでると思うけど、その多くは農薬がかかっていて、不当労働もあり、間に入っている会社が売り上げを搾取していて、コーヒーを作っている人達は働いても働いても貧乏のまんま。
しかし、カルロスさんと隆さんの値段の決め方が素晴らしい?。
経費をカルロスさんが隆さんに伝えて、隆さんが少し高めにお金を提示する。
すると、カルロスさんがこれは多すぎるからこれぐらいにしようと決めてゆく。
これほどのフェアーなトレードはあるやろうか?
互いが互いの事を考えて値段を交渉してゆく。
そのジャカランタ農場のコーヒーを販売させてもらえますぞ?
さらに隆さんが取り引きしているエクアドルやメキシコの林間農法で育てた、飲めば飲むほど木が増えるスペシャルなブレンドワンダフルワールドCafe、略してワンカフェが生まれます。
そして、ついでに隆さんと言い出しっぺした豪快な号外借金返済コーヒーも発売します。
豪快な号外で生まれた豪快な借金は2650万円。
杉浦誠司のメッセー字作品や、ま?ちゃんDVDのサポートや、バナナ名刺などの売り上げと、ありがたい募金と二人で25万円づつの50万円の返済、お陰様でなんと後、1090万円になりました?。
これからはさらにフェアトレード有機コーヒーで返済に拍車をかける予定なので
今年のお中元やお歳暮などに是非ともワンカフェ&YES is LOVEコーヒーをお使い下さい。