去る1月26日、環境保護団体「ナマケモノ倶楽部」の運営スタッフである藤岡亜美さんが、ウインドファームを見学するため、東京からやってきました。
藤岡さんはフェアトレードに強い関心を持っていたので、当日、福岡市内に用事のあった私は、オープンしてまだ間もないフェアトレードショップ”エコラ”を一緒に訪問することにしました。
福岡空港や博多駅から地下鉄で10?15分の赤坂駅を降り、歩いて4、5分ほどの所にエコラはあります。木造りの雰囲気の良い入り口は、誰でもが気軽に入っていけるような印象です。
エコラは、「西日本リサイクル運動市民の会」のメンバーが出資(ウインドファームも出資)してできたエコロジー&フェアトレードのショップです。熊本県 産の杉を床板などに使った心地よい雰囲気の店内には、環境に優しいオーガニック食品、衣類、洗剤、フェアトレードの雑貨などがところ狭しと並び、落ち着い た雰囲気の中にも賑やかさをかもしだしています。その中には、ウインドファームのコーヒーも扱っていただいており、一角にはちょっとした喫茶スペースも設 けてありました。
レジ横のカウンターには、パソコンiMacが置いてあり、インターネットで環境に関することを調べるなど、お客さんが自由に使えるようになっています。
将来、東京に同じようなエコロジー&フェアトレード・ショップの開店を計画している藤岡さんは、エコラの店長である大崎直子さんに熱心に質問していまし た。大崎さんは、エコラで働く前にも、別のフェアトレードショップを経営していた経験があり、豊富な経験を持つベテランの一言一言が藤岡さんにはとても勉 強になったようです。ウインドファームは、日本各地にこうした エコロジー&フェアトレード・ショップが増えていくのを応援しています。
奥行きのある店内。写っているのは店長の大崎さん。
店内にはパソコンが置かれ、訪れたお客さんが利用することができる。
商品の陳列に使われている棚は、すべてが木造り。
書籍やアクセサリー類など、扱う商品はさまざま。
エコラに置かれたウインドファームのコーヒー。
※エコラは、2002年9月30日で閉店しました。