やらせメール問題で、海江田経産相が電力会社を批判した。
「電力会社の体質や思考は何も変わっていない」
原発再稼働に関して、原子力安全委員会の班目委員長はこう言った。
「安全性がどう高まったのかわからない」
原発事故に最も責任がある電力会社も経産省も「何も変わっていない」
海江田経産相「電力会社の体質や思考は何も変わっていない」と批判
2011.7.8 11:03
九州電力の真部利応社長は8日午後、経済産業省を訪れ、松下忠洋経産副大臣と会談する。九電による「やらせメール」問題の経緯を説明するためで、真部社長は謝罪した上で、防止策なども報告するとみられる。
海江田万里経産相は8日の閣議後の記者会見で、「原発事故後も電力会社の体質や思考は何も変わっておらず、これでは国民の信頼は得られない。大きな失望を感じた」とあらためて九電を批判。「二度とないようにチェックしていかねばならない」と強調した。
経産省資源エネルギー庁は6日、真部社長に厳重注意。九電は関係した社員らを聴取するなどし、原因究明を進めている。