先日、山田緑地で行われたトークイベントが、2007年3月27日(火)の毎日新聞に掲載されたので、ご紹介します。
講演、歌で環境保全訴え (山田緑地)
環境問題について考えるイベント「森を守るコーヒーと音楽」が25日、山田緑地(小倉北区)のホールであった。北九州市都市整備公社とNPO里山を考える会の共同事業体が企画し、講演や対談、歌手Yae
(やえ)さんのコンサートなどがあった。
この日講演したのは、有機・無農薬コーヒー豆の輸入販売業者、ウインドファーム(水巻町)の中村隆市代表。メキシコで、伐採した森林跡に大規模な畑をつくるプランテーションの代わりに、森林でコーヒーを育てる「森林農法」を紹介し「はしを持ち歩き、外食先で割りばしを使わないなど、森を守ることは小さなことからも出来る」と訴えた。
Yaeさんは歌手・加藤登紀子さんと、有機無農薬農法で知られる藤本敏夫さん(故人)の次女で、千葉県内で”半農半歌手”の生活を続けている。中村さんとの対談では、築150年の古民家に住んでいる体験を基に「ガスや灯油を使った暖房より、まきストーブのほうが暖かく感じる。木が太陽の暖かさを吸っているからだ」などと語った。
(入江直樹)