2009年1月30日の西日本新聞の記事をご紹介します。
西日本新聞 2009年1月30日
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74369
電気事業連合会(電事連)が雑誌に掲載した「原子力発電はクリーンな電気のつくり方」という広告のコピーについて、日本広告審査機構(JARO)が「原子力発電にクリーンという表現を使うことはなじまない」と裁定し、電事連に表現の再考を促していたことが30日、分かった。
裁定は昨年11月25日付。JAROが原発の広告について、再考を求めるのは異例という。
JAROは神奈川県の男性の苦情申し立てを受け、学識経験者7人でつくる審査委員会で審議。「安全性について十分な説明なしに、発電時に二酸化炭素(CO2)を出さないことだけをとらえて『クリーン』と表現すべきではない」と結論づけ、電事連に通知した。
申し立てによると、広告は昨年4月発行の雑誌に掲載された。男性は翌月、JAROに「事故時の放射能汚染の危険性があり、到底クリーンとは言えない」と申し立て。電事連は「発電の際にCO2を出さないという特長をクリーンと表現した」と説明していた。
裁定には法的拘束力はなく、広告内容を変更するかは広告主の判断に任される。電事連は「裁定を受けたのは事実だが、中身についてはコメントできない」としている。
*上記の記事を共同通信が配信、地方紙などが掲載しています。
東京https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009013001000993.html
中日https://www.chunichi.co.jp/s/article/2009013001000993.html
岐阜https://www.gifu-np.co.jp/news/zenkoku/national/CN20090130…
京都https://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009013000210&…
徳島https://www.topics.or.jp/worldNews/worldSociety/2009/01/2009013001000993.html
熊日https://kumanichi.com/news/kyodo/social/200901/20090130039.shtml
大分https://www.oita-press.co.jp/worldSociety/2009/01/2009013001000993.html
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