【いのちの映画祭】 最初のゲストは、映画監督 てんつくマン

★いのちの映画祭 最初のゲストは、映画監督 てんつくマン

「いのちの映画祭」の記念すべき第一回(2月5日福岡市)のゲストとして、映画監督であり、「路上詩人」でもある「てんつくマン」が来てくれる。


てんつくマンの本『天国はつくるもの ―天使と戦士に贈る詩― 』から抜粋

数年前に書いていた映画の脚本を手直しするために、一人で合宿をしました。
その時、自分に何度も問いかけました。
「なんのために映画を創りたいのだ?」
僕の答えは、「世の中を変えたい、変えるきっかけになるような映画を創りたい」でした。
そう確認できた時、今まで自分が書いていた脚本ではないということがわかりました。

「映画ができたことによって、世の中が今よりもハッピーになること!」
僕は“「ペイ・フォワード」という映画を観た時に、これだと思ったのです。
その映画は、「世の中はクソ」だと思っている少年が、担任の先生に「自分の力で世の中を変える」というテーマを与えられ、ペイ・フォワード(恩を先に送る)というゲームを考える。自分が3人のために力を貸す。そしてその3人に「僕に恩を返すのではなく、あなたが違う3人の力になってあげて」と伝える。そして、その3人がさらに違う3人の力になり、どんどん広がっていく”という話でした。

この映画を観た時、感動しました。そしてみんなに広めたのです。この映画が広まれば、世の中は変わると思ったから。しかし、映画を観たある人がこんなことを言いました。
「あれは映画やからな、あれは作り物やから」

否定の中には、未来へのヒントが隠されている。
そうか、作り物は作り物としてしか、捉えられないこともあるのか。
そして、決心しました。
「ドキュメンタリー映画を創ろう。実際にペイ・フォワードしてしまおう」

今まで、自分の脚本に惚れて応援してくれた人には、本当に申し訳ないと思ったけど、僕はドキュメンタリーを選びました。

映画のタイトルはそのまま。
「107+1 天国はつくるもの」
しかし、自分の名前を変えました。
「軌保博光」から、天国をつくる男「てんつくマン」に。

映画の内容は・・・環境問題なんて知らん奴が、環境問題に取り組み、ボランティアなんてやったことない奴ばっかりが、寒さで亡くなっているアフガンのチビッコたちのために・・・

すべてに共通するテーマは、「命」。
命を大切にするってどういうことなんやろう?
自分の命を活かすってどういうことなにゃろう?
という、人間としての原点をテーマにしました。

冒頭は、赤ちゃんの出産シーンです。

・・・『天国はつくるもの ―天使と戦士に贈る詩― 』からの引用はここまで・・・

今回、いのちの映画祭で上映する『107+1 天国はつくるもの Part2』も冒頭は、出産から始まります。
みなさん、ぜひ、この映画を観て下さい。そして、てんつくマンの話を聞きに来て下さい。

【いのちの映画祭】 てんつくマンとの対談から生まれた 「号外」
 

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次