ワカサギから初の新基準値超え 群馬・赤城大沼
(2012/04/03 21:59 共同通信)
群馬県は3日、前橋市の赤城大沼のワカサギから、食品の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える426ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
県によると、3月28日に検査のため取ったワカサギ。赤城大沼のワカサギはこれまでも100ベクレルを超えるセシウムが検出され、県は食用としない条件で3月2日に釣りを解禁した。
4月以降は資源保護のため県漁業調整規則で釣り自体を禁止している。
4月1日施行の国の新基準では、魚は肉や野菜とともに「一般食品」に分類され、従来の暫定基準値(同500ベクレル)から厳格化した。