宮城のヤーコン茶基準値超 170倍、業者が自主回収
(2012/04/12 21:00 共同通信)
宮城県は12日、県南部の蔵王町で収穫、製品化されたヤーコン茶から業者の自主検査で一般食品の放射性セシウム新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の170倍を超す1万7200ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。100グラム入りの1100セットが市場に流通しており、製造業者が自主回収を始めた。
検査は3月26日に粉末の状態で実施。国の指針では、茶などの食品は飲む状態で検査しなければならないため、県は自主回収された製品を再検査する予定。
県によると、蔵王町の食品会社GOLDrandの製品。昨年3月から9月にかけて製造された。