基準値超え乾燥シイタケが、保育所で給食として出された

徳島で乾燥シイタケが基準値超え 保育所に食材販売の業者
(2012/05/03 20:56 共同通信)

 徳島県は3日、徳島市の保育所に給食食材を販売している業者が扱う乾燥シイタケの一部から、国の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。

 県によると、基準値超えの乾燥シイタケは徳島市の業者が大阪市の業者から仕入れた12キロのうちの1袋。12キロのうち1キロほどが四つの保育所で給食として出されたが、それらが基準値を超えていたかどうかは不明という。大阪市の業者がどこから仕入れたのかは調査中。

 発覚したのは、心配した保育所の保護者が徳島市の業者から購入し、民間検査機関に依頼したのがきっかけ。


本県マダラの出荷制限要請 広田半島沖の一部で
(2012/05/03 岩手日報)

 宮城県の仙台湾沖で4月に捕れたマダラから国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える同130ベクレルの放射性セシウムが検出されたことを受け、県は2日、県内漁業者や魚市場などに対し、陸前高田市の広田半島沖の一部を含む三陸南部沖海域(岩手・宮城県境―宮城・福島県境)のマダラの出荷制限を要請した。福島第1原発事故以降、海産物の出荷制限措置は県内で初めて。県は本県部分の一部解除に向けて国と協議を進める。

 国の原子力災害対策本部の出荷制限指示に基づく措置。本県沖のマダラの調査では基準値を超える放射性セシウムは検出されておらず、陸前高田市沖も最高で同51ベクレルだったが、三陸南部沖海域について出荷制限を要請した。

 3カ所の調査で3週間続けて基準値を下回ることが要請解除の条件となるが、県は早急な解除に向け、本県海域部分について一部解除ができるよう国と協議を進める考えだ。

 県によると、本県のマダラ漁は主にはえ縄や刺し網などの漁法で行われ、11月以降の冬場が最盛期。

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