東ティモール産地訪問2013(その4)—市場

首都ディリから車で3時間のマウベシでは週に2回市場が開かれます。木曜日と日曜日が市場の日です。私たちがマウベシへ行った時も、ちょうど木曜日で市場は大変な人出でにぎわっていました。道の一方には、常設のお店らしき建物があり、野菜や日用雑貨がたくさん並んでいます。お芋を揚げたものなど、ちょっとしたおやつもたくさん。道の反対側には、農家の方が直接自分の育てた野菜やお豆やコーヒーを持ってきて売っていました。

マウベシ市場

<マウベシ市場の様子>

かぼちゃやエンドウ豆など日本でおなじみの見慣れた野菜がたくさん並んでいるなかで、今年できたばかりのコーヒー生豆も市場では売っていました!とてもきれいな豆で、缶1杯50セント。
アラビカ種で、とっても綺麗な豆だったので、私は2缶分買って帰りました。煎り上手で焙煎して飲んでみると、とっても美味しい!いろいろな味が詰まっている印象でした。

市場でコーヒーを買う<2013年収穫の新豆!>

訪問したハトゥカデ集落から一番近い町は、このマウベシです。ハトゥカデ集落のみなさんも、週に2回、市場の開かれる日には、ここに行くとのこと。この時期は、乾季で自給用の野菜が減る時期なので野菜や米の買出しに、野菜がたくさんある時期は売りにも行きます。

マウベシ市場2
マウベシへ行く日は、午前1時に集落を出発。移動手段は徒歩です。荷物を担いでいるため途中休憩しながら、市場へ到着するのは午前7時。6時間の道のりです。市場では八百屋に卸したりということはなく、自分たちで直接販売をします。野菜と豆類を販売しますが、豆が高値で売れるとのこと。インゲン豆や大豆、小豆を育てていますが、今年は長雨の影響で大豆が収穫できませんでした。反対に、市場で購入するのは、お米やキャベツ、乾燥トウモロコシです。午後2時頃、市場を出発し6時頃に集落に帰りつくとのことです。

(その5)コーヒーの淹れ方

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