日々、16人が働くウインドファーム。
昼食のときに出る生ごみや、
コーヒーを抽出したあとのカス、
おやつに食べた果物の皮など、毎日生ごみが出ます。
これを、燃えるゴミで出すのはもったいないので、
もうずっと土にかえしています。
その歴史は結構長くて、かれこれ15年くらい前からやっていたそうです。
勤続20年以上のスタッフに聞いたところ、
15年くらい前に、ボカシを使ってたい肥化し始めたことが一番最初とのこと。
その後、蓋つきのコンポスト容器に生ごみを溜めていって、
満杯になったら焙煎所の敷地に野積みする。という方式になりました。
このやり方は長く続いて、2009年の春までやっていました。
ただ、生ゴミと、焙煎時に出るコーヒーを空き地に積んでいるだけなので、
鳥が来たり、臭いがしたりで、少々問題があって・・・。
その後導入されたのが、段ボールコンポスト。
大きめの段ボールに土などを入れて、
生ごみを入れるたびにかき混ぜて・・・という感じで使っていました。
このやり方も2年ほどやっていたんですが、
維持管理がなかなか上手くいかなくなってしまって・・・。
そこで、また新規一転。
新たな生ごみ処理方法を導入することになりました。
今回は、パーマカルチャーの本を参考にして、
木の箱の中で生ごみ処理をすることにしました。
設計図を書き、ホームセンターで材料を買ってきて、
のこぎりでギコギコ切って、1日1個組み立てて。
3個の箱ができました。
犬小屋みたい!と言われながらひとまず完成。
その後、ぺたぺた色を塗って・・・
焙煎所の敷地に設置しました!
当初白一色にする予定でしたが、途中でペンキがなくなってしまい、
急遽買い足したので二色使いです。おかげで可愛いコンポスト箱になりました。
使い方としては、順番に満杯になるまで生ごみを入れて、しばらく休ませて。。
というのを繰り返して堆肥化し、
敷地内にあるスタッフの畑で使う予定です。
さてさて、うまく稼働できるでしょうか。楽しみです。