新宮町まちづくり自主活動支援事業
環境啓発事業『ちょこっとエコを楽しもう!!』
森をまもる有機コーヒーのお話&美味しいコーヒーの淹れ方
講師: 中村隆市氏 (株)ウインドファーム代表
日 時:平成22年1月16日(土) 13時半–16時
13:30 セミナー 森をまもる有機コーヒーのお話
15:00 交流会 美味しいコーヒーの淹れ方(コーヒーとスイーツ付き)
場 所: そぴあしんぐう 2F 小ホール(糟屋郡新宮町大字上府1121-1)
参加費: セミナー(小ホール) 予約 300円 当日500円 定員100名?交流会(研修室1) 200円 (交流会のみ500円) 定員50名
交流会は、定員50名です。定員になりしだい締め切らせていただきます。
問い合わせ&参加予約:地球のめぐみ TEL&FAX 092-962-6183 E-mail:chiq-me93(a)dk.pdx.ne.jp
(a)は@に変更してください。
託児: 申し訳ありません。定員に達してしまいました。 m(_ _)m
コーヒーの淹れ方実演あり、コーヒーの達人から伝授!!!
日本でまだ「有機栽培」という言葉があまり知られていなかった30年前に
有機農業で野菜や米をつくり、鶏を飼って「有機百姓」を目指した中村さんは、
野菜を売ろうとしたとき、『スーパーで売られている工業製品のような「化粧」をしたような姿形でなかったため、消費者からの理解が得らなかった』という経験を通して、「消費者が食べ物の安全性や栄養価や美味しさよりも見た目を重視するという意識を変えるために」生協に就職して有機農産物の担当になりました。
そして、(1986年)ウクライナ共和国でチェルノブイリ原発事故が起こり、当時、食料自給率が約50%だった日本に大量の放射能汚染食品が入ってくるようになりました。そこで、政府は一定の基準をつくり、これ以上放射能で汚染された食品は輸入しないと決めました。
「放射能汚染がひどいために輸入を拒絶された食品は、その後どうなるのか?」しらべて分かったことは、放射能汚染食品の多くが「発展途上国」と言われる国々に回されていたということでした。
中南米やインドの生産者と提携して「フェアトレード(公正貿易)」と呼ばれる方法で有機栽培コーヒーやインドから有機紅茶を輸入して、日本で販売する仕事をはじめました。
そうした仕事を進める中で中村さんは「森林農法(アグロフォレストリー)」と呼ばれる農法で、森林を伐採せずに森の中に果物やコーヒーをつくる生産者と出会い、その農法に惚れ込んで、森を守り森を再生させる農法でつくられたコーヒーを輸入して日本に広げようと熱心に活動されています。
なぜなら、森を守り再生することは、地球温暖化を防いだり、生物の多様性を守るだけでなく、子どもたちを守ることにもつながっているからです。
当日は、その森林農法で栽培された貴重な無農薬コーヒーを使い、中村さんが美味しいコーヒーの淹れ方を伝授して下さいます。