今年、ウインドファームは創業30周年を迎えることができました。私のようなナマケモノで、いい加減な社長を抱える会社がよく30年も続いたものです。有機栽培に取り組んでいただいた生産者の皆さん、コーヒーや紅茶を購入して下さった皆さん、ウインドファームで働いてくれたスタッフをはじめとするご縁があるすべての皆さんのお陰で、そして、水、空気、食物、美しい自然まで与えてくれる生態系と母なる地球のお陰で、ウインドファームはこれからも仕事を続けていくことができます。
みなさん、ほんとうにありがとうございます。
その30周年を記念して、ちょっと面白いことを企画しました。
「第1回オーガニックコーヒー手煎り焙煎選手権大会」です。
そのホームページができましたので、みなさんにお知らせします。
以下は、ホームページからの抜粋です。
ごあいさつ
普段コーヒーは焙煎されたものを買って飲むのが一般的ですが、手煎り焙煎器があれば、自分で簡単に焙煎することができます。好きなコーヒーの生豆を必要な量だけ、自分好みの焙煎度合で煎ることもできます。毎日、手煎りすることは難しくても、休日や来客を手煎り焙煎コーヒーでもてなすことはとても楽しいことです。
中南米やアジアで有機農業とフェアトレードを広めてきたウインドファームが創業30周年を迎えた今年、海外から有機コーヒー生産者の代表を日本に招きます。この機会に全国の友人たちの協力を得て、有機農業とフェアトレードの更なる普及を願ってオーガニックコーヒー手煎り焙煎選手権大会を開催します。
10月中旬から全国5カ所で予選を行い、大会の決勝(11月14日)には有機栽培&森林農法でコーヒーを栽培している生産者団体の代表がメキシコ、エクアドル、タイから来日して審査に加わります。
森林農法は、一般的な「森を伐採して単一作物だけを大量に栽培するプランテーション農法」とは異なり、森の中でコーヒーを栽培したり、森を破壊された土地に多種類の樹木と果樹、コーヒーや農作物を混植することで、生物多様性の豊かな森を再生しながら生活の糧を得られる農法です。世界の森が減少し、生物種の絶滅が加速したり、気候変動が大きくなる中で、「森を守り森を育てる農業」「自然と共生する農業」として世界から注目されています。
3カ国の代表は、11月11日12日(土日)に東京で開催される「しあわせの経済 世界フォーラム 2017」や13日に横浜の善了寺でも講演されます。
オーガニックコーヒー手煎り焙煎選手権大会を通して有機農業や森林農業、フェアトレードをより多くの方々に身近に感じていただければ幸いです。
みなさまのご参加お待ちしております。