豪自治体、ペットボトル追放へ 環境に配慮
https://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/2009070901000184.htm
【シドニー9日共同】オーストラリア・シドニー南方の人口約2千人の町バンダヌーンは8日、環境への配慮から、今年中にペットボトル入り飲料水の販売を禁じることを決めた。自治体としては同国初で、世界でも数少ない取り組みとみられる。
石油資源を大量に使うペットボトルをなくし、温室効果ガス削減につなげることなどが狙い。関係者は「安い上水道の水と質の変わらない容器入り飲料水を買うのは企業を利するだけ」とも主張している。
町内の店ではペットボトル追放に伴い、水を持ち歩くための再利用可能な容器を売り出すという。
町外からのペットボトル入り飲料水の持ち込みは禁止の対象外。
同町やシドニーのあるニューサウスウェールズ州政府も8日、すべての省庁を対象に、ペットボトル入り飲料水の購入を禁じると発表した。
2009年07月09日木曜日