
ウインドファームのアールグレイ紅茶は、スリランカ南部、マータラ県デニヤヤ周辺で生産されています。この地域の紅茶は古い王朝の名から、ルフナ茶と呼ばれており、大きな茶葉、強い香りとコクが特徴です。
この地域は、重要な水源地帯にもなっていることから、スリランカ政府も地域住民もこの地域の環境問題への関心が高く、紅茶生産を有機に転換することは、地域の課題でもありました。
2011年、計25世帯の紅茶農家がエクサ(有機栽培協同グループ)を結成し、有機に転換する取り組みを始めました。参加世帯は年々増えています。

有機栽培に取り組み始めた農家は牛を飼い、堆肥をつくるところから活動を始め、スリランカ国内の別地域で有機栽培に取り組んでいる農園を訪問して研修を受けたり、栽培記録を付けたりと、活動を進めています。